富士箱根伊豆国立公園 西伊豆 大瀬崎
大瀬海浜商業組合

グランプリ「大きな目」脇坂　大

受賞者コメント
大瀬崎の湾内。アカハタが鰓や鰭を広げる素振りを見せていました。これはクリーニングをしてもらう時の仕草のはずです。しかし、そこにはクリーニングをするホンソメワケベラの姿が見当たりません。不思議だなと思った瞬間、アカハタの周りをちょろちょろと動く小さな黒い何かが見えました。マクロレンズ越しのファインダーを覗くと、アカハタの目と同じサイズの小さな小さなホンソメワケベラが健気にクリーニングしていたのです。

準グランプリ「優しい秋の日差しの中で」新宮　邦彦

受賞者コメント
大瀬崎湾内は温暖化の影響なのか最近マダコが減り、代わってワモンダコが増えています。透明度が良く、日光が差し込む気持ちの良い10月のある朝、浅場でいちゃつく大きな2匹のワモンダコに遭遇。オスの方は興奮してトゲトゲ。一応イヤイヤしてちょっとだけ逃げてみせるメスをおいかけ交接腕差し込み成功！これ以上は愛する2匹のお邪魔かと、近くにいたちょっかい出しそうなもう1匹のオスに注意して、その場を離れました。

入賞「旅は道連れ」中村　桂太

受賞者コメント
お、おりろよー
「はぁ～、楽ちんらくちん」
おりろってばぁー
「はぁ～、楽ちんらくちん」
湾内のナイトダイブで出会いました。
枯葉にカモフラージュされ、漏斗から海水を吹き出し懸命に移動中のアオイガイと、のほほんとぶら下がっているイバラタツ。
こんなこともあるのですねぇ～、驚きのコラボシーンでした。

入賞「桜の森」久保田　敦子

受賞者コメント
去年は本当にたくさんのニシキフウライウオが大瀬崎にやってきました。
ニシキフウライウオは動きはゆっくりなのに撮ろうとするとナナメになったり、スーッと物影に入ったり、なかなかいいシーンを押さえられず…。
これは同じショップのお客さんに教えてもらった新魚礁の足元でフワフワ漂っていた子です。いい位置のままで「撮って！」と言ってくれてるようでした。シーズン後半にやっと撮影できたお気に入りの一枚です。

入賞「決戦」野中　聡

受賞者コメント
初夏の朝。ゴロタを降りると、男同士が激しくぶつかり合っていた。長年の縄張り争いに最後の決着をつけるかのような激しさだ。一度、二人が距離を置き、お互いの睨み合いが続く。男達から目を離すことができない。カメラもストロボも設定を変える余裕はない。もう一度、ぶつかる。慌ててシャッターを切った。決戦は一瞬であった。ファインダー越しに見た男の険しい表情が脳裏に残る。1枚だけ、その瞬間を捉えることができた。

入賞「あふれる命」谷口　たけ子

受賞者コメント
この作品はフィルムカメラ時代は当然のように撮影していた構図です。
現在ではデジタルカメラに移行しましたが試行錯誤の繰り返しです。
そこで被写界深度を利用して撮影をしてみました。
絞り値を強くして卵をより強調し明暗のある作品にしました。
いつも目にする被写体ですが撮り方によってはおもしろい作品に出来上がり満足しております。
この作品を選んで下さった選者の方々に感謝致します。

●入選「Golden　Juvenile」菊地　光代

●入選「口喧嘩」佐々木　毅尚

●入選「妖艶」長嶺　真経

●入選「ピンクドレス」古菅　正道

●入選「THE BEAST」藤原　歩

●入選「こだわりの食み跡」金本　稜子

●入選「亀との遭遇」多田　啓昭

●入選「ピカピカピカチュウ」福田　絢乃

●入選「御神域」上野　義典

●入選「コロニー」原澤　宏

●入選「修羅場」片野　一浩

●入選「小さな歯医者さん」大島　千尋

◯大瀬楽しかったで賞「見えない自撮り棒による自撮り」久慈　泉

◯こんなの撮れちゃったで賞「サルパに乗って」山﨑　龍人

◯大瀬アイドル賞「そこのけ　そこのけ」市橋　洋子

●インスタグラム賞「飛翔」松枝　邦一郎

●インスタグラム賞「なかよしトリオ」瀧澤　博

●インスタグラム賞「大瀬の樹海」中澤　祐人